ニュース

2020年7月9日

橋梁の3Dプリンターモデル

現在施工中の橋梁床版工事の現場を3Dプリンターを使用してミニチュアを作成しています。

当社では「熱溶解積層法」の3Dプリンターを使用しています。

「熱溶解積層法」は熱された先の細いノズルから樹脂を出して、樹脂を何層にも積み上げてモデルを形成していく方式になっています。

橋の橋脚を2橋を出力しています。

上に見える銀色の四角い部分の先に熱されたノズルがあり、樹脂を出しています。

モデルの中身は充填率を選択することができ、今回は充填率20％で製作しています。充填率はモデルの強度に関係してくる数値です。

形成された3Dモデルです。

橋脚が逆向きに出力されているのは、3Dモデル形状によっては逆向きに出力した方が仕上りがキレイな場合があるからです。

2橋脚が完成です。高さ12cm程度の橋脚2つの出力時間は24時間程度掛かります。

樹脂が積層してモデルを形成しているのが見えると思うのでアップの画像も。

これから橋桁、床版を出力していきます。丸一日掛かって2個できたので、長い戦いになりますが、完成した時の満足感はとてもあります☆